2015年の音楽シーンも様々な若手アーティストが台頭し、シーンを賑わせてくれた。
来年はどんな アーティストがブレイクするだろうか?
musicoholic編集部員それぞれに『来年ブレイクしそうなアーティスト』を聞いてみた。人によって『ブレイク』の基準は違うだろうが、まだ知らない、あまり聴いた事ないというアーティストがいたら是非聴いてみてほしい。


■The Throttle
throttleh400

【推薦コメント】
2016年最注目に挙げたいのが彼ら。まだ自主制作盤の1枚しかリリースがありませんが、2016年に出るであろう初全国流通盤が出たら必ずこの日本に名前が轟くでしょう。
古き良きロックンロールにJAZZのエッセンスをプラスし、あくまで日本人としてのロックンロールを鳴らすバンド、それが『The Throttle』!
ロックンロールの爆発力、ジャズの繊細なタッチ、そして笑いを誘うユーモア。その楽曲のセンスが全て現れるステージングはエンタテインメントそのもの!一度観たら一気に引き込まれること間違いなし!(サマソニで来日してたWALK THE MOONがライブに感動して、サマソニに招待してくれたなんて事件もありましたね笑)
これらを率いるのはSANABAGUN.の高岩遼。こりゃ聴くしかないっしょ!(ヤット)

本当は「高岩遼」って書きたいのを我慢して我慢してザ・スロットルを推します。
彼がヴォーカルをとるバンドはSANABAGUN.もあるので迷いましたが、今回はテーマを鑑みインディーズでまとめることにしましたのでザ・スロットルを推させていただきます。ジャズのフィールでロックンロールを奏でているバンド。高岩遼のジャズボーカルに心を奪われていると、急にステージを暴れまわったりしてのんきにしていると振り落とされます。ビジュアルイメージから振る舞いまで、バンド全員できっちり作りこまれてるスタイルも目を引くなあと。とはいえ、まだ全然ライブに行けていないので、2016年は通いたいです通います。(ユリ)



twitter:https://twitter.com/69thethrottle

■Suchmos
sucmos

【推薦コメント】

2013年に結成され、SPACE SHOWERから今年デビューしたSuchmos

業界からも、耳の早い人たちからも、もちろんMusicoholicからも熱い視線を注がれているアーティスト!

 聴いていると自然と体がゆれるビートに、Vo.YONCEのなんとも大人の色気のある歌声が魅力。

HIP HOPやブラックミュージックなど様々なジャンルに影響を受けながら、そのどれにも収まらない新境地を開拓している。

ここからは個人的な話になるが、Vo.YONCEが以前ヴォーカルをつとめていたOLD JOEに、過去の個人企画に出てもらったことがある。

その時とはまったく違う色を見せながらも、その音楽性の豊かさにつくづく驚かされる。

次はどんなステージを見せてくれるのか、要注目だ。(39.)

 


HP:http://www.suchmos.com/

■PUNPEE
punpee

【推薦コメント】
ヒップホップユニットPSGのメンバーとしても知られるPUNPEE。2009年リリースのPSGのアルバム『David』が各音楽誌から絶賛され、更に2012年に2000枚限定で作成されたPUNPEE名義のMIX CD『Movie On The Sunday』がKREVAの年間ベストの一つに選ばれるなど、その後も日本のHIPHOPシーンでは常に注目を集め続けている。ソロでの正式な流通作品はまだないもののラップ、トラックメイクはもちろんDJ、プロデュースにシンガー、エンジニアとしてもマルチに活躍し、彼の参加した作品を挙げていけばキリがないほどだ。ラッパー然としていないヴィジュアルと肩の力の抜けたリリック、そして時に見せる気持ちの乗った熱いラップと抜群のポップセンスで既にHIPHOPリスナー以外にも多くのファンのいるPUNPEEだが、2015年はRHYMESTERのアルバムへの参加、加山雄三"お嫁においで"のリミックスもあり更に幅広い層へ名の知られた1年となった。2016年は待望のソロ(もしくはPSG?)作品が発表されるとの噂があり、もしリリースされればその年を代表する1枚になることは間違いない。HIPHOPシーンだけでなく、日本の音楽業界全体にまでその名を轟かす日も遠くないであろうPUNPEEからは2016年も目が離せない。(カヲル)



Twitter:https://twitter.com/punpee

■雨のパレード
雨パレ
【推薦コメント】
12月に行われた自主企画もソールドアウト、来年の「スペシャ列伝」にも出演決定、来年春にはSPEEDSTAR RECORDSからメジャーデビューと、今ノリに乗ってる「雨のパレード」。
ポストロックをベースに、ダンスミュージックなどを咀嚼したサウンドは、クールに聴こえつつも不思議な高揚感が生まれる。ボーカル福永のハイトーンボイスも中毒性があって非常に◎。
また自らを創造芸術の「創造集団」と名乗り、自身らの音楽をハブとして、ファッションやアート等と交わり発信している姿勢も面白い。(ヤット)



HP:http://amenoparade.com/

■LI LI LIMIT
lililimit

【推薦コメント】

2012年に山口で結成されたバンド。自主制作CDA-E」「modular」が残響shopで販売され、その名が全国で広まる。

今年はタワレコ限定シングル、そして1stミニアルバムも発売され、さらなる注目を集めている。

初めて耳にした時から思わず口ずさみたくなるメロディーラインと歌詞は、聴けば聴くほどクセになる。

さらに一曲の中でも次々と展開されていく音楽は、さながら万華鏡のようで、聴く人を飽きさせない。

洗練されたバンドのイメージからも伺えるサウンドは機械的でありながら、どこか人間的でそこがまた不思議な魅力だ。時折温かみを通り越した熱さがちらりと垣間見えるのがまた面白い。

今後はどんな展開を見せてくれるのだろうか。ぜひ注目してほしい。(39.)




HP:http://lililimit.com/

■DOWN NORTH CAMP
DNC

【推薦コメント】
東京のアンダーグランドシーンで活動するヒップホップクルー。主なメンバーはdogear records所属のMC達だが、その実体は現在メンバーが何名いるかわからず、当人達も完全には定義づけできないようだ。ただ元々はCENJU,YAHIKO,SORAの3人が出会ったきっかけで生まれたグループのようである。普段はメンバー個々での活動を主としており、それぞれにリリースやライブなど精力的に活動している。そんなDOWN NORTH CAMPだが現在CPF(Creative Plat Form)にてDOWN NORTH CAMP名義のアルバムを制作中とのこと(現在プロジェクトの受付は既に終了していまっている)。発表されている参加アーティストは現時点でISSUGI,Mr PUG,仙人掌,KID FRESINO,CENJU,OYG,YAHIKO,16FLIP,BUDAMUNK,Gradice Niceなど、これまでソロでもHIPHOPシーンを賑わかせてきたラッパーとトラックメイカーが一同に参加している。東京のアンダーグランドで商業主義的な思想とは離れ、硬派なスタイルで仲間たちと美学を体現してきた面々だが、今作のリリースで否が応でもシーンの内外の注目を集めることになるだろう。また、2016年の夏にはDOWN NORTH CAMPのメンバーであるISSUGi,仙人掌,Me. PUG,YAHIKOの所属する1982Sもアルバムをリリースするとのことなのでこちらも合わせて見逃せない。ポップやキャッチーな要素はない。レイドバックやチルアウトにも向いてない。ただ、胸の深いところに無心に響いてくるような音と言葉。DOWN NORTH CAMPのクルーの名前は2016年もっと多くの人の元に届くだろう。(カヲル)



HP:http://www.dogearrecordsxxxxxxxx.com/artists/down-north-camp-1/

■校庭カメラガール
コウテカ

【推薦コメント】

ももクロのブレイク以降、アイドルシーンでさかんに「全力」とか「熱さ」というワードが飛び交うようになったと感じています。ライヴでの熱さを今、いちばん感じさせてくれるのはこの校庭カメラガールかもしれません。音圧高めのドラムに、歪んだギターを中心にしたトラックに、高速ラップから、泣きメロ全開のサビへズドン! これでぐっとこないわけにはいかないでしょう。決して難度の高いダンスを見せるわけではないし、突出して歌の表現力があるわけでもありません。ですが、テクニックをエモーションで越えていくのはまさにロック的。ももクロがかっさらっていったロックリスナーを根こそぎ刈り取っていっていってしまうのは、この校庭カメラガールかもしれません。(サッタ)




HP:http://tapestokrecords.com/

■ぼくのりりっくのぼうよみ
ぼくりり

【推薦コメント】
彼を知ったのは2014年の『閃光ライオット』。変な名前のラッパーがいるなぁ、というところから気になりました。
聴いて驚き。なんていい声だ!と。
ニコラップ出身ということで、J-HIPHOPの本流とは違う音楽性ではありますが、J−POPの本流にはグイグイ入っていきそうなポテンシャルの持ち主であります。将来「Mステ」とかに出てる絵が浮かびますもん、普通に。
しかもいきなりビクターレーベル「CONNECTONE」入り(RHYMESTER、Awesome City Club、SANABAGUN.等所属!)、年齢も17歳ということで、この先が楽しみな存在です。 (ヤット)



HP:http://bokuriri.com/

■ mol-74
mol74

【推薦コメント】
京都を中心に活動する3ピースバンドmol-74(モルカルマイナスナナジュウヨン)。
2015年は2枚のミニアルバムをリリース。北欧のバンドのような冬の冷たい空気を思わせる透明感と静けさを持ち、そしてボーカル武市のハイトーンボイスが神秘的な雰囲気を生み出している。個人的には聴いてテンションが上がるわけでも下がるわけでもない。特に歌詞に共感したり勇気づけられたわけでもない。しかし、「ここではないどこか」に連れて行ってくれるような、不思議な魅力を持ったバンドだ。テン年代のシティポップがブームを終えこれから淘汰の時代に入っていく中、そういったシーンの潮流とは全く違う場所に立った彼らがこれからどんな音楽を鳴らしていくのか。2016年1月30日にはTSUTAYA o-nestにてワンマンライブも控えており、今後か非常に楽しみな3人。(カヲル)

 

HP:http://mol-74.com/

■ Amelie
アメリ

【推薦コメント】

埼玉のバンド、4ピースロックバンドAmelie。

彼らが掲げるのは「踊って泣ける歌謡ロックバンド」。

その言葉の通り、踊らせるアップテンポで力強い曲から、ストレートな歌詞をグッと聴かせる曲まで、振り幅が広い。

3ピースから4ピースになり、その幅はさらに広くなった。

以前からピアノの入った楽曲はあったものの、ギターが新たに入ることで、ピアノの旋律を活かした聴かせる曲に、ダブルギターの曲はより厚みを増して、それぞれの曲が良い意味でとてもポップでカラフルになった。

Amelieの魅力は楽曲だけには収まらない。ライブ映えのするパフォーマンスは一度是非観に行ってもらいたい。

女子ヴォーカルでありながら力強くパワフルなライブはパンクバンドにも負けない。

女子ヴォーカル好きはもちろん、日本語ロックが好きなあなたには是非注目してほしい、そんなバンドだ。(39.)




HP:http://www.amelie-web.com/

■パノラマパナマタウン
パノラマ

【推薦コメント】
神戸というパナマに住む、大学生の4人組バンド、パノラマパナマタウン。
いろんなコンテストで入賞しており、RO69JACK2015で優勝しRIJFのステージを踏み、またつい先日もMASHFIGHTでグランプリとなりました。私はその予選で見て惹かれました。登場から全員がリラックスしていて、特にVo.岩渕はへらへら一歩手前の余裕の表情。緩いRAP調の「パノラマパナマタウンのテーマ」で会場をあたためてから手のひらを返したように攻撃的なイントロが印象的な「ロールプレイング」で一気に会場の空気を持っていってました。
個性と勢いで突っ走ってるけれどその勢いを見事にものにしていて、緩いのに疾走している二面性が堪らないです。
個人的には「いい趣味してるね」のイントロがpre-schoolぽくて好きです。(ユリ)



HP:http://www.panoramapanamatown.com/

■ amiina
amiina

【推薦コメント】

まず、最注目しておくべきは彼女たちです。amiとmiinaで合わせてamiina。ミドルティーンの不安定な、でも透明感あふれる歌声と、ポストロックの手法を大胆かつ丁寧に取り入れられた楽曲からもたらされる高揚感は、今、世界中で探してもなかなか見つからないものでしょう。新曲が出るたびに予想を上回り、アイドルポップスの振れ幅を広げてくれます。熱心な音楽ファンほど、amiinaの音楽的純度の高さに心打たれる傾向が強いです。あなたが音楽を聞いてた時にあった、けれども気づかないうちに忘れてしまったもの、見つかるはずです。

また、様々な共演者とのコラボを通じて、アイドル同士のリンクが結ばれていくのも彼女たちの活動の特徴といえるでしょう。その集大成がamiina主催ライヴ「wonder traveller」。(イメージとしては「極東最前線」です)。2年で4回(うち1回は新潟で開催)開催されていますが、毎回すばらしいステージが展開されています。そして、彼女らを中心に「シーン」が作られているのを確かに感じることができます。2016年の開催があればぜひ。(サッタ)




HP:http://amiina.jp/

■生ハムと焼うどん
生ハムと焼うどん


【推薦コメント】
実は私もまだチャンスがなくてライブは見ていないのですが、私の周りで凄く評価が高いので2016年は絶対にどこかで観に行きたいアイドルグループです。
生ハムが好きな西井と焼きうどんが好きな東の女子高生2人組というと普通ですが、なんとセルフプロデュース。曲もダンスも衣装もプロデュースも自分たちで手がけているという二人組。CDも出てないので、ライブに行くか公式動画がyoutubeに上がっているのを見るしかないのが現状です。
歌とダンスだけでなく、その前後にみっちりと小芝居をしてるのがびっくりします。自分たちだけでなく客を巻き込んでいく力が凄い。この虜になる人が後を絶たず、なんとこの二人は2016年の3月に赤坂ブリッツでワンマンライブをするというのです。
そしてそのチケットも順調に売れているとのこと。CDをいかに売るかということに注目されがちな今のアイドル業界において、邪道なのか真っ向勝負なのか考えさせる隙すら与えない独自のスタイルで挑んでおり、2016年まさに注目株!といっていいと思います。(ユリ)



HP:http://namaudon.tokyo/

■3776 
top3776

【推薦コメント】 

3776と書いて、みななろ、と読みます。紆余曲折あって井出ちよののソロユニットとなった3776ですが、アイドルという枠を完全に逸脱した楽曲、パフォーマンス、キャラクターと、すべてがアーティストとしての天才性を感じさせます。特にペキペキと鳴るのギターサウンドからはXTC、Sonic Youthなどのひねくれたセンスのギターバンドを想起されるにもかかわらず、プロデューサーの石田さんは「やりたかったのはAKBみたいなこと」と真顔で言います。こじれもせず、ひねくれもせず、しかし圧倒的におかしくて魅力的。3776の前に3776無し。3776の後に3776なし。プロデューサーの才能とパフォーマーの才能がベストの形で完成しつつある現在、2016年、これは聞くべきでしょう。(サッタ)




HP:http://m3776.com/

______________________________________________

いかがだったでしょうか。
バンド、ラッパー、アイドルと2016年も面白い音楽がたくさん出現しそうな予感です。
もし、気に入ったら音源のチェックやライブへ足を運んでもらえると僕らも嬉しいです!

2016年もmusicoholic(音楽依存症)でいきましょう!

musicoholic一同
(ヤット / 39. / カヲル / ユリ / サッタ)