8/30(土)、lyrical schoolのリーダー ayakaの一日早いバースデーパーティが開催された。

この日は「ayakaのワガママし放題!」とのテーマで送られ、会場にはayakaが選んだアイドルBGMが鳴り響き、壁には自身を80年代アイドル風に撮った写真などが展示されていた。


開演時間になるとスポットライトがステージに当たり、この日の為の特別衣装に身を包んだayakaが登場。「この曲にはayakaの思うアイドルのすべてが詰まっている。」と語る、松田聖子の『天国のキッス』を歌唱した。


続いてリリスクではお馴染みのライター 高木JET晋一郎さんと、タワーレコード代表取締役の嶺脇社長を迎え、ひたすらアイドルについて語るトークセッションを行った。

高木さんからのアイドルに関する質問にayakaは爛々と目を光らせ「中学生の時は友達に『ロマモー』歌わせて土下座してた。」「ドロシーさんとお話し出来なくて、でもなにか言いたくて『お疲れさまです。好きです。』って廊下ですれ違った時にやった。」などと、なかなかのアイドルオタクっぷりを発揮しつつも、リリスク自身のアイドル像の話を振られると「最初すごくラップが苦手で『もうラップしたくない…』とまで漏らしちゃって、スタッフさんとどうやったら可愛くラップ出来るか?っていうのをすごく研究して、だんだん今のスタイルが出来てきた。」「日本語ラップが苦手って言う人は結構いるので、どうやったら日本語ラップの楽しさを伝えられるかはすごく話し合ってる。」「リリスクはアイドルでもない、HIPHOPでもない、新たなジャンルを作りたい。」などと熱い思いも飛び出し、爆笑&失笑トークセッションは大盛り上がりで幕を閉じた。


ラストとなるライブパートでは怒濤の13曲連続披露!…となるはずがこの日から導入した新しいDJ機材のトラブルにより、途中で音が止まってしまうハプニングも。気合いの入ってた6人も和やかなムードになり、笑いと温かい空気に包まれて本編を終えた。


ayaka推しの熱いアンコールで登場したayakaには、メンバーから好きな『アナと雪の女王』を模したバースデーケーキと、全国のヘッズからメッセージを集めた誕生日記念フォトブックが贈られ、この日を祝した。


meiから「この夏を彩るのは…誰だっけー?」「ほら、ayaka一言言ってやりなよ。」との前フリをされると、過去最大級にドスの効いた「ドラムスプリーズ!」の掛け声でサマーアンセム『そりゃ夏だ!』に突入。ラストの「そりゃ夏だ!」のコールの部分を「そりゃ彩夏!」に変えるなどリリスクらしい生誕祭となった。


setlist

01.brand new day

02.tengal6

03.おいでよ

04.PARADE

05.リボンをきゅっと

06.プチャヘンザ!

07.ケセラセラ

08.わらって.net

09.Akikaze

10.photograph

11.Myかわいい日常たち

12.S.T.A.G.E

13.FRESH!!!


アンコール

14.そりゃ夏だ!


最後にmeiが「ちょっと最後デカいこと言っていですか?」と切り出し、「今回、私たちトップ10に入りたいんですよ。私たちもホントに全力で頑張るので、皆さんもリリスクを広めるご協力よろしくお願いします!」と『PRIDE』のオリコンチャートトップ10入りを宣言。

夏フェスを終えて、更に大きくなったリリスクの新たな物語が始まろうとしている。


(文:ヤット)