※無駄に長いのでお時間ある時に暇つぶしにどうぞ


lyrical school one man live 2014@
渋谷WWW


うつむきがちだった君がもっと笑えるから
 

タワーレコードが設立したアイドル専門レーベル、T-Palette Recordsに所属する6人組HIP HOPアイドルユニットlyrical school(通称リリスク)。

昨年8月に麻布十番 VILLAGEで行われたワンマンライブ以来、約半年振りとなった今回のワンマンの会場は渋谷WWW。前回のワンマンは未南さんが新メンバーとして加入してまだ間もないこともあったからか、もちろんアルバム先行試聴に新曲初披露、彩夏さんの生誕サプライズもあり楽しいライブには違いなかったが、個人的には出色の出来と言うようなライブではなかった印象を持った記憶がある。

 

しかしそれから約半年、継続的なライブへの出演や短期間で多くのミニライブが続くリリースイベント、バスツアー・地方遠征、そしてアルバム「date course」のリリースツアーファイナルではtofubeatsFragment、餓鬼レンジャー、イルリメ、呂布、okadada等との競演と多くの場数を経験し、「今の6人のlyrical school」としての一体感やグルーヴは確実に増していった。

特に昨年末のT-Palette感謝祭2013では「ゆるいラップ」のイメージを打ち破る熱くエモーショナルなステージを見せ、ヘッズ(リリスクのファンの呼称)だけでなく、あの日会場にいた多くのアイドルファンをも巻き込んでいた。ラストの”photograph"で会場の多くのファンがペンライトやタオルを掲げ、その景色を見たリーダーの彩夏さんが涙してしまうほどに。その日のライブの模様はこのワンマンの前日にUstreamでも放送され、画面越しにも見ていた多くの人の心を打った。

 

そして2月7日決戦のフライデー。チケットは前売り、当日券を含め完売。今のリリスクに対する注目、期待がいかに大きかったかがわかる。

 

この日のライブは、開演前DJとしてNegiccoMeguさんが登場。自身もアイドル好きであることを公言しているMeguさんだが、この日もアッパーなアイドルアンセムを畳み掛けていく。Dorothy Little Happy "デモサヨナラ"Negicco "圧倒的なスタイル"9nine "SHININGSTAR"、ももいろクローバー走れ!RYUTist "ラリリレル"、アップアップガールズ()"アッパーカット"など名曲を次々と投下していく。

楽しそうに卓の前で飛び跳ねるMeguさんを見ていると、つまらない自意識をこじらせるよりも、目一杯その瞬間を楽しむ事の大切さを感じさせられる。

彼女の持つ天性のポジティブさはDJの時でさえ、見ているだけで楽しい気持ちにさせてくれた。フロア全体の盛り上がりとしては(皆リリスクの出番に体力を温存してたか、アイドルファンではない人が多かったのか、それとも"ももクロで盛り上がるわけには…"という自意識と格闘していたのか、はわからないが)まずまずといった感じだったけれど、それでも皆思い思いに身体を揺らし、ある人はお酒を呑み、ある人はあーりんわっしょいしたりと、特別な夜に花を添えるには十分なステージだった。
そしてDJ Meguのゲストプレイは小田和正 "ラブストリーは突然に"Remixにて幕を閉じた。
僕が会場に着いた時には既に"デモサヨナラ"がかかっていたけれど、その前にtofubeatsやサ上とロ吉などHIP HOPもかけていたみたいです。セトリな情報あれば教えて下さい。


そしていよいよ
lyrical schoolの出番。ステージ袖からいつものメンバーのあのかけ声が聞こえてくる。1曲目"Myかわいい日常たち"のイントロのロングエディットで本編はスタート。会場に普段より長く響き渡る手拍子が、この夜の特別さを教えてくれるようだった。そこから立て続けに"リボンをきゅっと""PARADE"をプレイ。イベントやミニライブでも定番の楽曲に会場は早くも沸点に達しそうな程の熱気が立ちこめる。続く"tengal 6"ではJackson 5 "I Want You Back"のサンプリングによりオリジナルよりも更にゆるやかに、ゆったりと会場を揺らす。「そんな飛ばして大丈夫か?」と余計な心配をしてしまう程のキラーチューンの連続。



最初のMCを終え、芽依さんの「(冬だけど)久しぶりに夏を味わいたいよね!」という一言の後、そこにはサングラスをかけたプリンセスが。「Drums Please!!」真冬の渋谷を一気に夏模様に変えるリリスクの代表曲の一つ"そりゃ夏だ!"。コール&レスポンスの応酬にフロアの温度はますます上昇していく。そんなジリジリと照り着ける夏の日差しからトロピカルな熱帯夜"wow
"へ。この曲は久しぶりに聴いた気がするけれど、腰をかがめ、七輪の上にあるであろう秋の味覚的な何かをパタパタとするひなちゃんが相変わらず妙にサマになっていて、あの、凄く可愛かったです。


そこからはメロウな中盤戦へ。"perfect
キラリ""fallin' night""もし""苺のショート"決戦はフライデー""Maybe love""ルービックキューブ"tengal時代の曲を中心にノンストップで一気に駆け抜ける。tengal6時代の曲は、聴いてすぐに跳ねたり、飛んだりできるようなフィジカルに訴えかけてくる曲は比較的少なめである。今のような明るいパーティーの印象よりも、夜を感じさせる、しっとりと聴かせるような雰囲気のある曲が多かった。もし全ての曲をフル尺でやっていたら、序盤で暖まった身体が冷めてしまったかもしれないし、お客さんは少しダレてしまっていたかもしれない。
しかし、ミドル~スローテンポな曲をショートRemixで繋ぎグラデーションのようにムードを変化させることで、リズムを切らすことなく、普段のライブでは中々やらない曲でもしっかりとお客さんを惹き付けていた。"ルービックキューブではアカペラから始まり、1サビ終わりにFragment remixへと転調するニクい演出を見せ、リリスク改名以降強くなった、ポジティブでハッピーな一面だけじゃないところを見せられたはずだ。
 


再び
MCタイムがあり、未南さんの「流れる時のように、一分一秒、瞬間瞬間を刻んで、皆さんと大切な時間を作っていきたいなと思います。」という言葉から、ドリーミーな"流れる時のように"へ。浮遊感のあるトラックに次々と景色の変わる街を飛ぶリリック、昼から夜へと場面展開する彩夏さんのポエトリーリーディング。日常に溢れるワンシーンを切り取ったこの一曲は、当たり前の普段の生活の中に隠れた〈素敵なもの〉と、流れ続ける時間の一抹の寂しさを胸に感じさせる。続く"P.S"ではこれまでとは打って変わり笑顔もダンスもなく、失恋した女性の切なさを綴っていく。裕美さんと麻未さんのファストラップは、何度聴いてもこの曲のハイライトになるほど、胸に迫る。そして曲終わり、芽依さんの「私の目に涙は似合わない。だから"わらって.net"。」という一幕から最新シングルわらって.net”が披露される。泣かないで、笑って、という”P.S”からの繋ぎになんだか無性に泣けてきた。日常の、インターネットの、小さな箱の中の、小さな決意。繊細な心情を歌った、この曲は聴く人の背中をきっと押してくれたはずだ。


そして遠くから、
おいでよのイントロが聞こえてくる。
 
この曲が持つ圧倒的な幸福感。何者も拒まない、この場所に来れば、うだつが上がらない毎日でも、笑顔になれる。笑顔をもらったその夜は、明日への活力になる。うだつが上がらない毎日でも、笑顔にかえられる。この曲にはリリスクのライブで感じる心地良さ、肩肘張らず、流れる音楽にその身を任せ、ステージに立つ6人を見てもらえる笑顔、元気、ポジティブなエネルギーが凝縮されている。時に降り掛かるやるせない出来事から、手を差し伸べて救い出してくれる。わらって.net”の時点で涙腺が刺激されていたのだが、おいでよでもうるうる来てしまい、心底楽しいにも関わらず涙をこらえるのに必死だった。なんでこの曲を聴くとこんなにも泣けてくるのか。

 

「こんなところに紙が!」とポケットから小さな紙切れを出した裕美さんから4月2日にニューシングル『brand new day』のリリースが発表される。新曲の発表はある程度予想はしていたが、作詞作曲をLITTLENATSUMENAxSxEが手掛けるのには驚いた。芽依さん曰く「みんな世界が変わっている」その季節、新曲を聴ける日が待ち遠しい。


そして本編ラストの
"photograph"へ。リリスクのライブの鉄板曲であるこの曲だが、このワンマンからダンスの振りが一新されており、より歌詞に添い、曲のメッセージを伝えるようなものに変わっていた。ファンの中でも定着しているこの曲の振りを変えるというのは、ある意味勇気のいることだったと思う。しかしそれは、これからもリリスクは止まらず進化し続けるというメッセージなのかもしれない。ラストの大サビではマネージャー兼DJの岩渕さんがボリュームを落とし、マイクを預けてくれる彼女たちの信頼に答えるヘッズの大合唱でWWWは一つになった。

振りは変わったものの、曲が終わった後のMCで芽依さんが「振りは新しくなったけれど、サビはみんな
手を振って欲しいな。」というような発言をしていたので、これからもこの曲がライブを引っ張っていくのは間違いないだろう。
 

本編はここで終了するも、メンバーが袖にはけるや否やすぐに起こるアンコール。

アンコールが5分程続いた後、再びステージに現れたメンバー。

6
つのバックシルエットが暗闇に浮かぶ中、披露されたアンコールの1曲目はまさかの”S.T.A.G.E”だ。『PARADE』 の初回限定盤に収録されていたこの曲だが、リリースイベント以降、耳にする機会はほとんどなかった。しかしこの日、未南さんの新しいリリックが書かれ、新しい”S.T.A.G.E”として蘇った。久々の”S.T.A.G.E”に客席のヘッズも異様な盛り上がりを見せていた。これからこの”S.T.A.G.E”もライブのレパートリーに加わるのであれば、セットリストの幅もグッと広がるだろう。


アンコール2曲目にはこの日二度目となる
”tengal 6”をオリジナルヴァージョンで再演。途中オープニングDJをしたNegiccoMeguMC Meguとしてステージに登場し、リリスクの7本目のマイクとして自己紹介ラップを披露した。「ラップ憧れ系女子」や「スマイル100%」と言った本人が選んだワードを盛り込んだオリジナルのリリック。そんな彼女の明るい陽性のキャラクターを書いたのは岩渕さんと言うのだから本当に多才な人だ。また、LinQの深瀬智聖さんが”S.T.A.G.E”でラップを披露した際も、その歌唱力の高さに目が冴えるような感覚があったが、Meguさんにおいても、初めて歌うとは思えないほどラップが上手い。11周年目を迎えるNegiccoで培ったスキルと経験が表れたパフォーマンスだった。

ひなちゃん「皆さん、まだ聴いていない曲ありますよね?聴きたいですか?」
ヘッズ「おぉー!」
ひなちゃん「全然足りないです。聴きたいかー!?」
ヘッズ「おおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」


皆わかってる。声に力が込もる。まだあの曲をやっていない。
オーラス、プチャヘンザ!

「出会った時からダンスをする運命なの二人は」

 

運命が本当にあるのかどうかなんてわからない。でも、そうだと信じた方が、ドラマチックだし、ロマンがある。ただそれだけで、同じ景色だって違って見えてくるじゃないか。


最後の
MCで彩夏さんが「lyrical schoolは一つ一つ次のステップへと進んでゆきます。次に目指す場所は、恵比寿のあの場所です。」と語る。それを見たひなちゃんが裕美さんの新曲のリリース発表を真似し「あれ、こんなところに紙が・・・な〜い」とアドリブをぶっ込み、一瞬本当に信じた彩夏さんに怒られる場面もあった。しかし大成功のワンマンに、必要以上に感傷的になることなく、しっかりと地に足をつけ、もう次を見据えている彼女達はとても頼もしかった。


こうしてリリスク2014年の初ワンマンライブは大団円で幕を閉じた。プレッシャーは相当あったはずだけれど、ライブ中はそれを感じさせない程に充実した表情で、終止笑顔の絶えないライブだった。


ニューシングルのリリースも決まり、一息つく間もなく、リリスクは次のステージへと向かう。そこには涙をみせるメンバーの姿はなく、地に足をつけ、これからの飛躍を確信させる6人がいた。

 

 ---------------------------------------------------------------------

 

前回のワンマンは未南さんが加入して間もなく、まだ「新しくなったリリスク」を見せる意味合いが強かったライブだったと思う。しかし今回のライブは、現体制の一つの完成形を見せたと言えるライブだった。

ひなちゃんと未南さんに言えることだけれど、他の4人とは違い、新しく入った二人は当然ながら
tengal時代の曲を一から覚えなければならない。lyrical schoolの既存の曲に加えて『date course』の楽曲も覚えねばならない中、tengalの曲を自分たちの曲として昇華する時間が以前はまだ足りないように思えた。

けれどこの日、これまで重ねてきたステージと僕たちの目には見えない努力・乗り越えた葛藤が彼女たちに自信を与えたのか、tengal6の曲も〈今の6人のlyrical school〉のものになっていた。 


中でも一番変化があったのが未南さんだ。


思えば彼女のデビューライブは去年の夏のTIF2013だったわけだが、そこからまだ7ヶ月しか経っていないことが信じられない。それくらい彼女のステージングは変わった。最初はどこか遠慮がちに(ある意味当然だけれど)ステージに立っていたように見えたけれど、ライブを見るたびに彼女の歌は変わっていった。自分の表現が彼女のパートに表れてくるようになった。この日も苺のショートの「つまり恋をしてるってこと
」の時のキューッとした笑顔の可愛さなんて100万ボルト恋はスリルショックサスペンスだったし(何がだ)、"もし"のヴァースは鳥肌が立つ程にしなやかで、情感の込もったボーカルだった。初めて彼女を見た時、高身長と端正なルックスでクールな印象を持ったけれど、実際は可愛いらしいボーカルと女の子的な可愛さをも併せ持った女性だった。そしてそのキャラクターは、恋する女の子の気持ちを歌うのにドンピシャだった。えりかさんにはえりかさんにしかない良さがもちろんあったが、今未南さんが彼女の歌を歌っていることで、リリスクは新しい魅力を見せている。


加えてこの日は「流れ」も非常に意識されていたライブだった。


全体を通してみても、曲間をつなぐだけでなく、最初の
MCでは芽依さんの「夏を味わいたいよね!」と言ってからの"そりゃ夏だ!"だったり、前述の未南さんの「流れる時のように、(中略)大切な時間を作っていきたいなと思います。」からの"流れるときのように"であったり、"P.S"終わりの芽依さんの「私の目に涙は似合わない。だから"わらって.net"。」という繋ぎだったり、MCも全て次への曲のバトンになっていた。
リリスク史上最長となるロングセットだったが、MCをはさむものの一貫してほとんど流れの切れないライブとなっていた。このおかげか、90分のライブはあっという間に終わってしまった感覚がある。「20分、30分のショーケースライブなら一番」と、Tパレ祭の際に嶺脇社長に言われていたが、90分のライブでも、途中で息切れすることなく惹きつけられるという一つの答えをこの日見せたと思う。


そんな中、数ある曲の中で1曲目に歌われた
”My かわいい日常たち

ただいま!わたしの普通でかわいい日常たち
ゆっくりと寄り添うようなやさしい日常をいきてくわ
Myかわいい日常たち)

 
皆が待ち望んだこの夜、大事なワンマンライブ。
けれどそれは、「日常」にほかならない。

イヤホンから流れる音楽、学校・仕事・恋愛。朝目覚めて、夜眠りにつく。街へ飛び出し、喧噪の中でささやかな幸せに触れ、気持ちが弾む。同じはずの景色が違って見える。ささいなすれ違いや、ちょっとしたミスで、なんだか落ち込んだ気持ちになる。でも金曜日には、皆で集まり、少しの間嫌なことも忘れ踊る。そしてまた、日常に帰っていく。地続きの日常の、ささやかなワンシーン。

lyrical school
の曲はいつも僕たちのそばにある。
それはあくまで「日常」の中にあって、特別だけれど特別でない。

この日のライブも、昨日から続く毎日の、明日へと繋がる日常の一ページに過ぎない。だから「ただいま」なんだ。けれどだからこそ、僕たちにこんなにも寄り添ってくれる。
1曲目の”My かわいい日常たちを聴いて、なんだかそんな事を思ってしまった。


また、アンコールの1曲目は新しく生まれ変わった
”S.T.A.G.E”
この日のライブで新たに発売されたニューTシャツ、その左胸には「NEWSTAGELYRISCH」と書かれていた。初めからわかっていたのかもしれない。このライブを節目に、リリスクは次のステージへと向かうことを。
これからリリスクのライブはもっと広いキャパの会場で行われることになっていくだろう。ファンの数も増えて行く。それは嬉しくもあり、ちょっとだけ寂しいことでもある。でも彼女達は、僕たちにこう歌ってくれている。


会場の規模よりずっと 大事なものがあるきっと
どんな時だって人と人が作りあげていくひと時を
S.T.A.G.E


大事なものは変わらない。これまでも、これからも。アンコール1曲目に選ばれた
”S.T.A.G.E”には、新しいSTAGEに進む彼女たちの、そんな決意が込められていたのかもしれない。



エモいかどうかという見方をすれば、このライブよりも前日にUstreamで放送されていたT-Palette感謝祭2013の方が胸に迫るライブだった。一年前に嶺脇社長に言われた言葉にケリをつけるためか、"プチャヘンザ!"前のひなちゃんの煽りなど、一小節一語一句、普段よりも一層気合いの入ったメンバーがそこにいた。そしてそのステージは初めてリリスクを見る人の心と会場をロックし、フロアを揺らした。その様は見ているだけでなぜか涙がでてくるような、そんな琴線に触れるステージだった。


それに比べると今回のワンマンライブは、そういったエモーショナルな感情を喚起させるようなステージではなかった。あくまでも普段のライブの延長にあり、それが30分から90分になった、そういうライブだったと思う。
WWWソールドアウトという結果に対し、メンバーも妙に感傷的になることはなく、あくまで通過点にすぎないとでも言うかのように、しっかりと地に足をつけていた。

それはきっと、彼女たちが見せる物語は、どんどん会場のキャパを広くして夢を叶えていくという、倍々ゲームの劇場型のカタルシスではないということだ。
 

僕がリリスクを好きなのは、メンバーのみんながいつも凄い楽しそうにライブをしていて、その姿を見ているだけで、こっちまで楽しくなって幸せな気持ちになれるからだ。もちろん好きな理由は他にも沢山あるけれど、あの気持ちに勝るものはない。メンバーもファンも、皆を笑顔にするあの空間は、そしてそのエネルギーは、ジャンルとか、イメージや偏見といった、隔ているものを越えて、見てる人に伝わるもっと根源的なものだと思う。そしてその笑顔の連鎖がまた別の人に伝わり、どんどんその輪は広がってい。
 
人と人とが作り上げるひと時にこそ、彼女たちの物語はある。
 
lyrical schoolはまた新しいステージに向かうけれど、それはきっと変わらずに、僕たちの日常でありつづけるだろう。ヘッドフォンから流れてくる音楽は、ゆっくりと寄り添ってくれるだろう。 

そしてそんな物語がずっと続けばいいと
今はそう、思わせてほしい 



おいでよ パーティーへいそごう
 

まだまだ続くものがたり

君と僕だけかかる魔法

おいでよ パーティーへいそごう

うつむきがちだった君が もっと笑えるから

ずっと探していたものが きっと見つかるから

 


 

lyrical school one man live 2014@渋谷WWW

セットリスト(芽依さんブログから拝借)

1.My かわいい日常たち
2.リボンをきゅっと
3.PARADE
4.tengal 6
5.そりゃ夏だ!
6.wow
7.perfectキラリ
8.fallin'night
9.もし
10.苺のショート
11.決戦はフライデー
12.Maybe Love
13.ルービックキューブ~ルービックキューブ(Fragment remix)
14.流れる時のように
15.P.S
16.わらって.net
17.おいでよ
18.photograph
En1.S.T.A.G.E
En2.tengal 6 feat.MC Megu
En3.プチャヘンザ!
 


(カヲル)